数年前には今世紀末までに世界的に1.5~2.5メートルの海面上昇が起きると予測されましたが、2021年には最大2.5メートルという予測すら出てきています[1]。2018年、2019年の日本の水害被害額は、全国で約1兆4,050億円と約2兆1,500億円に登り、2年連続で1年間の津波以外の水害被害額が統計開始以来最大となりました。この様な規模の自然災害は世界中で巻き起こっています。
引用1: 気候変動で起きる海面上昇について知っておきたい7つのこと
数年前には今世紀末までに世界的に1.5~2.5メートルの海面上昇が起きると予測されましたが、2021年には最大2.5メートルという予測すら出てきています[1]。2018年、2019年の日本の水害被害額は、全国で約1兆4,050億円と約2兆1,500億円に登り、2年連続で1年間の津波以外の水害被害額が統計開始以来最大となりました。この様な規模の自然災害は世界中で巻き起こっています。
引用1: 気候変動で起きる海面上昇について知っておきたい7つのこと
- 2018
- 引用3: 平成30年7月豪雨が統計開始以来最大の被害額に
11 sinking cities could disappear by 2100
- ジャカルタ|インドネシア
- ラゴス|ナイジェリア
- ヒューストン|テキサス
- ダッカ|バングラディッシュ
- ベネチア|イタリア
- バージニアビーチ|アメリカ
- バンコク|タイ
- ニューオリンズ|アメリカ
- ロッテルダム|オランダ
- アレキサンドリア|エジプト
- マイアミ|アメリカ
Co2削減対策が進まないまま2030年を迎えると、日本全国で600万人もの人が浸水や冠水の影響を受ける可能性があることがわかりました。東京では、台風に伴う高潮などによって生じる極端な海面上昇で、約83万5,000人(23区の人口の9%)が浸水・冠水の影響を受けGDPでの被害規模は約7.5兆円にも登ります[4]。
引用4: 海面上昇が起きると、日本はどうなる?
引用5: 2030年のアジア7都市における極端な海面上昇の経済的影響予測
2018年、2019年の日本の水害被害額は、全国で約1兆4,050億円と約2兆1,500億円に登り、2年連続で1年間の津波以外の水害被害額が統計開始以来最大となりました。2019年の被害額中、農地に関係のある農林水産被害額は3,446億円」(2兆1,500億円の15%)。近年10年(2010~2019年)合計で5兆4102億円[6](1年平均5,410億円規模 農地被害15%換算で1年平均被害額811.5億円)となり、今後も増加傾向が予測されています。
引用6: 農林水産省|過去10年の農林水産関係被害額
気候変動が加速する今後10年での自然災害規模を9兆1,973億円(1年平均9,197億円)と予測すると、自然災害の内の農林水害被害は今後10年で推定1兆3,796億円となります。N-ARKはこの内15%である2,065億円|486.45km²を減災目標として活動していきます。